1974-02-22 第72回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
しかし今回のような雪の降り方は、たとえば雨でいうならば日雨量四百ミリとかなどというようないわゆる異常降雨状態、それと同じような状態がたとえば一日の降雪量が一メートルをこえるというような場合には起こってくるわけでありまして、異常豪雨あるいは集中豪雨というものがあると同じように、雪にも異常豪雪、集中豪雪というものが現にあるということを、私どもは日常豪雪地域の中に住んでおって痛感をするわけであります。
しかし今回のような雪の降り方は、たとえば雨でいうならば日雨量四百ミリとかなどというようないわゆる異常降雨状態、それと同じような状態がたとえば一日の降雪量が一メートルをこえるというような場合には起こってくるわけでありまして、異常豪雨あるいは集中豪雨というものがあると同じように、雪にも異常豪雪、集中豪雪というものが現にあるということを、私どもは日常豪雪地域の中に住んでおって痛感をするわけであります。
ただいま御指摘のありました百分の一、五十分の一というのは、過去の資料に基づきまして、それを統計的に処理しますと、この程度になるということでございまして、その後の集中豪雨等を調べてみますと、一例を申し上げますれば九頭竜川の上流では従来の最大日雨量は三百ミリであったのが、千ミリをこえた、さようなわけで、天然現象で降雨状態が変わるわけでございます。
○武内五郎君 大体、新潟県、それから石川県等の降雨状態を見ますると、六−七、これはまあ梅雨季でありますが、それから九−十、これは秋の集中豪雨季の現象が起きておる月になっておる。大体こういうような周期的な形で来ておるようでございます。その上に、北陸地方では、一月から一、二、三とかけて雪が降って、それが三−四になって解け出して川に注いでくる。
したがいまして、現在のような降雨状態でございますと、あるいは土砂の流出状態でございますと、これで押えていけるのじゃなかろうかというふうに考えております。
主として福岡、佐賀県を中心といたしましてこういう降雨状態があったわけでございますが、その他に、山口県の美称市におきましても百六十三ミリの雨量を記録いたしております。 このために主として中小河川のはんらんが非常に著しかったように思われます。
そういう意味においては心配ないというわけでございますが、現在の降雨状態を見ておりますと、すでに警戒水位を突破いたしまして、さらにいわゆる計画水位、淀川として最高の今までの計画水位をさらに突破しておるようでございます。
ところが五月の上旬は非常に水の状態が順調であつたのでありますが、五月の中旬以降非常に降雨状態が悪くなりまして、本州の中部地区に電源を有します関西電力さんと、私どもの方の渇水率が全国のうちで非常に高くなりました。その結果五月二十六日に緊急停電をいたした次第であつたのであります。
電力供給力は発電設備と密接不可分でありまして、新たに完成すべき発電所を持たずにかような需要に應ずることは、最近のような絶好の降雨状態の時においてのみ可能なことでありまして、一度異常渇水に遭遇しますなら混乱に陷ることは、必至であります。まして電源開発の措置を講じないで、電力消費水準の上昇を必然的に伴う生産増強や輸出増加を考えるならば、無謀も亦甚だしと言わなければならないのであります。